世界トップクラスのIT部門が優先する3つの課題　日本のIT部門は大丈夫？

　顧客中心モデルへのシフトが進む中、多くのIT部門リーダーが「IT部門の役割は過去に例を見ないほど大きく変化している」と考えている。本レポートは、米国の他、日、加、英、仏、豪などで働くIT部門のリーダー2263人にアンケートを実施し、IT部門に対する役割の変化や人工知能（AI）の活用状況と今後の計画などを調査し、その結果から導き出された4つのポイントを紹介したものだ。

　その考察には「パフォーマンスの高いチームは、他の事業部門と連携する重要性を理解し、パフォーマンスの低いチームと比べて3.6倍もサービスや営業、マーケティング部門と強い連携関係を築いている」など、パフォーマンスの高いチームと低いチームにおける問題認識と優先順位の相違というユニークな視点に基づくものも入っている。

　これ以外にも、この資料ではIT部門におけるAI活用の採用状況や導入予定、今後3年間におけるAI利用の伸び率予想、IT部門が今後優先すべき課題などについて、調査対象9カ国ごとの統計データと共に詳しく紹介している。