事例
日本アイ・ビー・エム株式会社
JALがアプリ開発で整備業務を劇的改善、現場目線のモバイルアプリの作り方
デジタル変革に取り組んだものの期待したほどの効果が出ないと嘆く企業は少なくない。そこでデジタル活用の好例として参考にしたいのが、整備業務を一変させた日本航空のモバイルアプリ開発だ。成功のポイントは何だったのか。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/11/16 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
514KB
|
要約
ビジネス変革にはデジタル技術が不可欠だが、従来の業務を単にデジタル化するだけでは改善効果は期待できない。このハードルを乗り越えて、モバイルアプリによるデジタル変革に成功した企業の一社が、日本航空だ。
航空機整備は運行の安全と安心を支えるため、作業にさまざまな制約が課せられている。結果、その業務時間の約4割がオフィスでの整備外作業に当てられるなど、非効率な環境を余儀なくされていた。そこで、同社は事務作業をモバイル活用で効率化するとともに、ペーパーレス化によるコスト削減にも成功した。
この変革のポイントが、現場からの声を積極的に取り入れた「現場主導」のアプローチだ。加えて、既存システムそのままにAPI経由で情報連携や作業を容易にする、優れたアーキテクチャの採用も重要だったという。日本航空の整備業務環境を一変させた、モバイルアプリ導入プロジェクトについて詳しく見ていこう。