ファームウェアへの攻撃をシリコンレベルで防ぐ、次世代サーバ技術を徹底解説

　次世代サーバに求められているセキュリティとアジリティの進化。その取り組みは既に実を結び始めている。セキュリティ面で特筆すべき新技術が、近年増加しているファームウェアやBIOSレベルのサイバー攻撃を防ぐために、シリコンレベルでセキュリティを高めるというものだ。

　サーバに組み込まれたシリコンチップが、ファームウェアの起動時はもちろん、起動後にも定期的に正常性をチェック。改ざんなどの異常があればアラームを出すとともに、チップ自体が格納している正常時のデータを使って自動でリカバリーする。企業システムに侵入する悪意あるコードの検出には平均で99日かかっているが（米国国立研究所による調査）、この技術により即日の検出が可能になる。

　さらにアジリティ面では、ストレージのワンクリックチューニングやSSDを超える高速性などを実現する技術も実現している。本コンテンツでは、こうした次世代サーバテクノロジーを、デモを交えた動画で解説する。