事例
日本アイ・ビー・エム株式会社
Oracle DBからIBM Db2へ移行、九州電力のデータ管理サーバはどう変わった?
データ管理サーバをリプレースする上で、課題となるのが従来環境の機能の引き継ぎだ。新たに作り込むとなればコストも移行期間も増大してしまう。九州電力の重要システムの開発・保守を担う正興電機製作所の事例を紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2017/08/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
777KB
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要約
九州電力の重要システムの開発・保守を担う正興電機製作所では、電力業界の環境変化を受けて、データ管理サーバのリプレースに取り組むことになった。現行環境の後継製品への移行はライセンスの見直しがあり、コスト面で難しい。新環境では、コスト削減とともに、十分なレスポンスを確保でき、高可用性を持つ製品が求められた。
そこで同社が選定したのが「IBM Db2」だ。要件を満たす性能に加え、従来利用してきた「Oracle Database」からの移行が容易という点が決め手になった。IBM Db2はOracle互換モードを備えており、従来機能の多くがそのまま使える。さらに、互換モードで対応しきれない定義も、無償の移行支援ツールでIBM Db2の定義に変換できる。
他にも、移行ガイドとなるWebサイトや文献、講習会などの無償サポートを活用して、同社はほぼ自力でOracle DatabaseからIBM Db2への移行を達成した。本コンテンツでは、この事例を基に、データ管理サーバの移行によって得られる「導入コストやライセンスコストの削減」「可用性向上」などの効果を詳しく紹介する。