コンテンツ情報
公開日 |
2017/08/03 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.48MB
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要約
教育分野におけるデジタル化は急速に進み、学校運営・教育の両面でIT活用が不可欠となった。その一方で、大学を狙ったサイバー攻撃も増加。より安全かつ効率的なシステム基盤が求められ始めている。その実現方法として、北海道教育大学が注目したのがハイパーコンバージドインフラ(HCI)だった。
従来、同校では約40台の物理サーバを使ってそれぞれシステム基盤を構築してきた。管理すべき機器の増加とともに運用が複雑化し、障害発生などのリスクも高まっていた。これをHCIに移行することで、これらのサーバを集約し、シンプルかつ安全性の高い環境へと移行できると考えたのだ。
さらに決断の決め手となったのがTCO削減効果だ。この新基盤への移行によって、消費電力や設置スペースは半減。運用負荷においても、従来は1週間かかることも珍しくなかったパッチ適用作業を数クリックで完了できるほどに改善されたという。同校はどのように安全とコスト削減を両立したのか。プロジェクトを詳しく見ていこう。