コンテンツ情報
公開日 |
2017/06/28 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
645KB
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要約
TCPベースのFTPやHTTPは、今までIPネットワーク上でデータ転送の大きな役割を担ってきた。しかし、クラウドの普及や業務のグローバル化、データの爆発的な増加、IPネットワークの拡大と多様化に伴い、メディア産業などでニーズの先行する「大容量データの確実で安全な高速転送手段」がさまざまな産業で求められるようになっている。そんな中、FTPやHTTPに代わる新プロトコル、「fasp」が注目され始めた。
faspは従来のFTPと比較して、転送速度を大幅に改善できる。faspを採用した転送ソリューションでのパフォーマンス測定では、FTPの10~100倍の速度を記録したという。TCPベースのFTPやHTTPには、速度以外にファイルサイズやネットワーク遅延、パケットロスといった問題もあり、セキュリティ機能も強化されている新プロトコルに対する期待は大きい。
特筆すべき点は、faspを導入するために、新たなハードウェアやインフラへの投資が必要ないことだ。送信側と受信側にソフトウェアをインストールするだけで、高速なデータ転送手段を手に入れることができる。FTPでは乗り越えることのできなかった、データ容量距離、ストリームデータの転送の壁を突き破るfaspについてさらに詳しく紹介する。