技術文書・技術解説
富士通株式会社
IoTで事故発生を迅速把握――製造現場の安全管理はどのように変わるのか?
コンテンツ情報
公開日 |
2017/04/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
3ページ |
ファイルサイズ |
766KB
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要約
製造業の現場では、労働災害に結び付く危険が多数存在する。床にある障害物やボイラー室の高熱、むき出しになった電線など、さまざまな原因による事故が考えられるが、その中でも特に多いのが「転倒」「墜落・転落」だという。
厚生労働省によると、2015年の死傷災害の原因として最も多かったのが「転倒」で死傷災害発生件数は2万5949件、2番目に多い「墜落・転落」は1万9906件に上るという。そのため、近年は多くの製造現場や建設現場で、転倒・転落事故を見逃さない取り組みが強化されている。その中で、大きく注目されるようになったのが「IoT(モノのインターネット)」だ。
これまでは、1人で行える巡回業務であっても2人1組で行うといった形で安全対策が取られてきたが、従業員にセンサー付きのデバイスを持たせることでその必要がなくなる。本コンテンツでは、あらゆる業種で考えられる転倒・転落事故の危険性の具体例を整理するとともに、今IoT技術を駆使することでどのような事故把握・早期対応が可能になってきたのかを詳しく解説する。