コンテンツ情報
公開日 |
2017/03/21 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
575KB
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要約
Webブラウジングを高速化するプロトコルとして、HTTP/2が脚光を浴びている。Webサイトの運営者は、ユーザーに快適な閲覧環境を提供でき、特にECサイトなどでは訪問者の離脱防止効果が期待できる他、リピーターの獲得にも期待が高まる。
Webブラウザとサーバの両方で対応が必要だが、Chromeを開発するGoogleやFirefoxの開発元であるMozillaなど主要なWebブラウザベンダーでは、HTTP/2を利用する場合にはHTTPSを必須とする動きがある。現状でも、ALPN(Application-Layer Protocol Negotiation)を活用することでHTTP/1.1とHTTP/2の混在環境でも動作するが、サイト全体で対応しなくては高速化のメリットは低減してしまう。
本コンテンツでは、現在の標準的な暗号方式であるRSAと比較して、より短い暗号鍵長で強固な暗号を実現できるECC(楕円曲線暗号)対応版のSSLサーバ証明書の利用について解説する。HTTPSの暗号処理でサーバ負荷を抑えつつ、HTTP/2を利用した高速化を活用するにはどのようにしたら良いのか。アクセス集中時にもCPUの負荷を軽減できるECC対応版SSLサーバ証明書のメリットを、導入事例で詳しく紹介する。