コンテンツ情報
公開日 |
2017/03/21 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
457KB
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要約
HTTPサイトが安全でないことを周知する――。こうした取り組みの一環として、GoogleはWebブラウザ「Chrome」のセキュリティ警告の強化に着手した。具体的には、パスワードや決済情報を転送するHTTPサイトに対して、アクセス時に警告を表示するという措置だ。Mozilla Foundationなど他の主要ブラウザベンダーの中にも同様の取り組みが見られ、HTTPサイトからHTTPSサイトへの移行を促す動きは今後も加速すると考えられる。
こうした潮流の背景にあるのが、HTTPサイトの安全性に対する懸念の高まりだ。HTTP経由のWebトラフィックは暗号化されておらず、攻撃者にとっては傍受や改ざんの格好の標的となり得る。クレジットカード情報や個人情報など、重要性が高い情報がインターネットでやりとりされることが当たり前になった今、Webサイトのセキュリティ対策強化は避けられない。
HTTPサイトからHTTPSサイトへの移行推進の背景にあるものとは何か。こうした動きに、企業はどう対処していくべきなのか。TechTargetジャパンの関連記事を再編集した本資料では、「HTTP離れ」を促すGoogleの取り組みを紹介。さらにHTTPSに利用される暗号化通信技術「TLS」に対する攻撃と、その影響について説明する。