中間者攻撃(“Man-in-the-Middle Attack”、“MITM Attack”)とは、サーバとクライアント間の平文データ(暗号化されていないデータ)をキャプチャーして割り込み、当事者に気付かれることなく盗聴したり、すりかえたりすることによって、通信内容に介入する攻撃手法だ。
スマートフォンを外部モデムとして用いてインターネットに接続するテザリング通信や、HTTPセッションをキャプチャー可能なツールが公開されるなど、中間者攻撃の危険性が指摘されている。
当資料では中間者攻撃の仕組みと傾向、近年発表された攻撃手法を挙げ、それらへの効果的な防御手法としてSSLによる暗号化を解説している。