事例
富士通株式会社
商品照会から店舗案内まで30秒、ニッポンハムの電話対応は「地図情報」が変えた
コンテンツ情報
公開日 |
2017/01/20 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.16MB
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要約
食品事業を展開するニッポンハムグループのコンタクトセンターでは、年間で約2万6000件の電話相談に対応している。その内容で最も多いのは「商品がどの販売店で売られているか知りたい」というものだが、従来はその回答に最大で1.5日かかっていたという。
質問を受けるたびに販売店一覧表から探して案内するため、多くの時間がかかっていたのだ。また、土地勘がなければ最寄りの店舗を案内することができないことも、大きな課題となっていた。そこで、基幹データと連携し、店舗の所在地を視覚的に表示できる地図情報システムを導入した。
全国数十万件に及ぶ販売店データを取り込んだシステムの構築に要した時間は、わずか半日であった。商品取り扱い店の問い合わせも1件当たり30秒で回答できるようになり、「土地勘のない担当者でも、自信をもって案内できるようになった」という。この他にも、営業担当者に波及するほどの効果も見られた同グループの事例をさらに詳しく見ていこう。