8カ国調査で分かった「深刻なセキュリティ人材不足」　打開策を4つの側面で考える

　サイバー攻撃が多発する現在、世界規模で深刻なセキュリティ人材不足が叫ばれている。50年にわたって活動する非営利団体、戦略国際問題研究所の調査によると、調査対象とした8カ国（オーストラリア、フランス、ドイツ、イスラエル、日本、メキシコ、英国、米国）がスキル不足を埋めるために同じような課題に直面していることが明らかになった。

　本コンテンツでは同研究所の調査結果から、各国におけるサイバーセキュリティ人材の開発を以下の4つの側面で分析したレポートである。

・サイバーセキュリティにかける費用
・教育プログラム
・経営側の対応
・公共政策

　実に回答者の82％が「サイバーセキュリティ人材が不足している」と答えた本レポートで、現状の認識をアップデートいただくとともに、この深刻なセキュリティ人材不足を解決するためのヒントをつかんでほしい。