コンテンツ情報
公開日 |
2016/12/02 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
619KB
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要約
2015年の調査によると、モバイルマルウェアの感染率は、監視されたモバイルデバイスの1.12%という高い水準にあった。特に金融サービス関連では、トロイの木馬、SMSスティーラー、プレミアムSMS/コール、スケアウェア、ランサムウェア、情報スティーラーが確認されており、これらは、モバイル詐欺ツールキットや地下市場で販売されているサービスにより進化を続けている。
モバイルマルウェアの脅威が比較的新しく、数が少ないことに起因するため、ユーザーの認知はまだ低いものの、その経済的な影響度は今後、一層増大していくと予測される。また、ユーザーの啓蒙を進めることである程度の感染率を低下できると考えられるが、一般的なセキュリティ意識では防ぐことができない感染が存在することも事実だ。
本ホワイトペーパーは、モバイルセキュリティに関する調査レポートである。各マルウェアの概要や感染からの回避方法が詳しく解説されている。最新のモバイルマルウェアの動向把握のためにも、ぜひ内容を確認してほしい。