コンテンツ情報
公開日 |
2016/11/29 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
1ページ |
ファイルサイズ |
86.9KB
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要約
ある時点におけるストレージ内部の状態を保存する「スナップショット」は、停止や機能低下が許されないシステムでのバックアップなどに利用される。大容量データのバックアップも可能になるので、多くのシステムで1日に数回、定期的にスナップショットが取得されている。
このように利便性の高いスナップショットだが、保存したスナップショットを使ってデータを復元する際、さまざまな注意が必要になる。スナップショットからはアプリケーションの変化が見えないため、アプリケーションが更新されたり、削除されていたりすると、正しく復元できないことがある。それを避けるには大量のスクリプトを作成しておく必要があり、この作業が大きな負荷となる。
またスナップショットから必要なデータを検索し、それだけを復元する際も、大幅に時間がかかるのが当たり前となっている。しかし、最近ではこうした課題をクリアするデータ管理製品も登場している。これらはスナップショットをカタログのように管理して、迅速にデータ検索できるようにしている。こうした製品も有効なバックアップ手段の1つとなり得ることから、検討してみるのも良いだろう。