コンテンツ情報
公開日 |
2016/11/21 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
1.25MB
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要約
日本には「入社したら最後までそこで働く」という価値観しかなかった時代があった。しかし、日本の中だけでビジネスがほぼ完結していた時代と異なり、多くのビジネスパーソンが海外で経験を積み、海外の企業が日本でも事業を展開するようになった現代では、多種多様な価値観と働き方が日本でも通用するようになってきた。
日本マイクロソフト執行役員会長の樋口泰行氏も海外の経験を日本のビジネスで展開している。前職としてアップルコンピュータ(現アップル)、日本ヒューレット・パッカードを歴任しているだけに「ITのえらい人」という印象が強いが、「遮光面を被って溶接を経験」したこともあれば、社内留学制度で渡米した後に「(日本の)会社の風土とは合わなくなって」悩んだ時期もあった。
このような幅広い経験を持つ樋口氏だけに、人材育成に対して柔軟かつ幅広い考えを持っている。そこでは「グローバル基準」だけではなく日本の独自性に合わせた工夫も必要になると言う。そんな樋口氏が率いる日本マイクロソフトは、どのような人材を育てているのだろうか。樋口氏が語る「T字型の人間」がその具体的なヒントになる。