「アプリを仮想化運用するとパフォーマンスは劣化する」は本当か？

　仮想化基盤を採用している企業でも、Microsoft Exchange Server、SAP、Oracle Databaseといったビジネスクリティカルアプリケーション（BCA）は仮想化されていないケースが少なくない。仮想化に対する不安が、BCAの責任者に根強くあるのがその要因だ。

　仮想化に対する不安要素として挙げられるのは「パフォーマンスが劣化する」「ダウンタイムが増える」「スケーラビリティが確保できない」「ソフトウェアライセンスが複雑になる」「アプリケーションをコントロールできなくなる」などだ。しかし最新の仮想化基盤は、こうした不安要素をクリアできるだけの性能・機能を備えている。

　本コンテンツでは、BCAの仮想化を検討する際に問題とされやすい一般的な問題を5つ紹介している。その解決策を通じて、BCAの仮想化に消極的なアプリケーション責任者を納得させるのに役立つ知識を提供する。