コンテンツ情報
公開日 |
2016/09/28 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
64ページ |
ファイルサイズ |
3.18MB
|
要約
IBMは全世界10拠点のセキュリティオペレーションセンター(SOC)で観測したセキュリティ情報をベースに、1日当たり200億件以上のデータをリアルタイムで相関分析している。この中で、主に日本国内の企業環境で観測された脅威動向を分析・解説したものが「Tokyo SOC情報分析レポート」だ。
2016年上半期の同レポートによると、今期はメールを利用した不正な添付ファイルによる攻撃が前期比で16.4倍になったという。大半はZIPで圧縮されたJavaScript形式のファイルで、その多くはランサムウェアまたは金融マルウェアだった。また、メールで使われる文面が自然な日本語となり、不正なメールを見分けることはさらに困難となった。
同レポートでは、このような脅威の動向を豊富なデータを基に解説する。同社のセキュリティインシデント対応サービスが実際に対応した「WordPressサイトの改ざん事例」や、不正な添付ファイルを開いた際の接続先ドメインの調査結果などについての5本のコラムも用意されており、非常に読み応えのある内容となっている。