コンテンツ情報
公開日 |
2016/09/16 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
11ページ |
ファイルサイズ |
1.97MB
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要約
ソフトバンクモバイルが2014年に発表したロボットのPepperは、個人向けと合わせて企業での業務活用を試みている。Pepperを雇うためのコストは月額5万5000円のレンタル契約で済む。しかし、Pepperに「うちの会社で働いてもらう」ためには、それぞれの企業でPepperにやってもらいたい業務に合わせたプログラムを用意しなければならない。
Pepperのレンタル契約では、感情認識機能を利用するためのAPIとそのAPIを使ったプログラムの開発環境も提供してくれるが、プログラムそのものは企業が開発しなければならない。GUI主体の開発環境とはいえ、APIを活用するための学習などが必要で負荷は軽くない。プログラムまで手が回らず「仁王立ちするだけのPepper」が企業の受付で増殖中だ。
この状況を打破するべくある銀行が立ちあがった。少人数グループ18チームに12時間という短時間で競わせる「ハッカソン」スタイルでPepperがまともに働けるプログラムを開発してもらった。企業の枠を超えたユニークなアイデアが形になる一部始終を池澤 あやかさんが紹介する。