脱ExcelやiPad対応、事例で分かる業務アプリ開発の「4大課題」解決法

　ビジネスプロセスの合理化や自動化、モバイルワーク対応など、業務アプリケーションへの要求はますます高まっている。しかし、開発にかかるコストや時間、ERPやレガシーなシステムとの連携の難しさなど、開発部門の前にはさまざまな課題が立ちはだかっている。

　こうした課題の解決策として浮上しているのが、アプリケーションを開発・実行するための各種サービスを包含したPaaS（Platform as a Service）だ。特に、SaaS型CRM（顧客関係管理）でクラウド市場をけん引するセールスフォース・ドットコムが提供する「Salesforce App Cloud」をアプリ開発基盤として選択する企業が増えている。

　本ホワイトペーパーでは、業務アプリケーション開発における「4大課題」をSalesforce App Cloudで解決した4社の事例を紹介する。例えば、高機能スポーツウェア「アンダーアーマー」の日本総代理店で知られるドームでは、社内に氾濫する表計算ソフトから脱却するために、契約チームやアスリートに渡す商品のステータスを管理するアプリを構築。従来のExcel作業に比べて月間数十時間もの削減につながったという。各社が成し遂げた課題解決のプロセスを詳しく見ていこう。