コンテンツ情報
公開日 |
2016/09/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
673KB
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要約
酒類・飲料メーカーのキリングループ約230社のシステム開発・運用・保守などを行うキリンビジネスシステムでは、2015年からグループ全体で稼働する400のシステムと2000台のサーバの移行に取り組んでいる。
同社に課せられた使命は、サーバの老朽化対策と増え続ける運用コストの削減だ。システムが複数のデータセンターに分散していることに加え、Windows、Linux、UNIXなどプラットフォームが混在しているため、運用費の増大が課題となっている。しかも、サーバの約半数を占める1000台が2017年までにサポート切れを迎えるため、短期間でリプレースを行わなければならない。
この厳しい状況を打開するアイデアが、「OpenStack」を活用したプライベートクラウドへの移行だ。そのための工夫として、オーケストレーション機能を使い、申請からPaaS環境の払い出しまで一連の作業を自動化させることを考えた。この取り組みの結果、仮想サーバの構築コストをどれほど削減できたのか。その効果をぜひ確認してもらいたい。