7つの課題に悩む“ガリガリ君の赤城乳業”を救ったクラウド

　赤城乳業といえば“人に話さずにはいられない”ネタアイスを次々と世に送り出すことで有名なアイス専業メーカーだ。赤城乳業の開発ポリシーは「遊び心にきちんとまじめに取り組む」こと。社員が遊び心いっぱいの人生を送り、商品の開発から製造、流通に至るまで遊び心を忘れないことで、小さくても強い会社になれる――という考えがベースになっている。このポリシーは、“変化に柔軟に対応する攻めの経営姿勢”にもつながっており、さまざまな施策に取り組んだ結果、少子高齢化時代の食品業界では難しいといわれる“右肩上がりの成長”を実現している

　そんな赤城乳業がグループウェアのクラウド化に踏み切ったのは2015年のこと。同社は何を目指してシステムの刷新を検討し、どんな選定プロセスを経て導入製品を決めたのか。ITmedia エンタープライズの人気記事を再構成した本コンテンツでは、そのいきさつを紹介する。