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日本ヒューレット・パッカード合同会社

事例

日本ヒューレット・パッカード合同会社

予算範囲の最適コア数は768――明電舎が分析時間を短縮した特化型のサーバ選び

限られた予算内でサーバのパフォーマンスを最大化するためには、用途に特化したサーバを構築するのも1つの手だ。重電メーカーの明電舎は、熱流体解析に特化したサーバ構成にすることで、従来は半年かかった処理をわずか1週間に短縮した。その秘訣を探ってみよう。

コンテンツ情報
公開日 2016/07/29 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 2.51MB
要約
 サーバの導入や刷新では、予算や時間などのさまざまな制約条件が課される。その中でパフォーマンスを最大化するためには、用途を絞り込むことも重要となる。このアプローチでサーバ環境の大幅な改善に成功したのが重電メーカーの明電舎だ。

 同社は大型発電機の開発に必要な熱流体解析を行うために、高性能計算システムの大規模な刷新を必要としていた。従来のサーバでも計算処理部分に128コアを確保していたが、それだけでは新パーツが発電機のシステム全体にもたらす効果を検討できないからだ。そこで、予算内で可能な限り計算能力の高いクラスタを構成することを目標とした。

 全体最適を考慮した結果、導き出されたコア数は「768」。製品開発に不可欠な熱流体解析に特化することで、同社はこれだけの規模の高性能計算システムを限られた予算内で構築した。これにより、従来は半年ほどかかった全体解析がわずか1週間で可能となった。本コンテンツでは、この成功へと導いたサーバ構築の秘訣を紹介する。