セキュリティ対策が医療連携を阻害する――院外端末とはどう付き合うべきか？

　医療・介護業界でも、セキュリティ対策を目的として、シンクライアント環境やインターネット分離の基盤導入が進んでいる。しかし、院内端末のセキュリティが向上する一方で、外部端末の活用が阻害される状況が生まれつつある。

　特に医療現場では、職種間の連携や地域医療連携が重要なため、外部のデバイスからさまざまなアプリケーションを利用できることが理想だ。しかし、現状ではセキュリティ対策がその阻害要因となっている。そこで、異なるガバナンスで運用される端末間のギャップを解消する手段が求められるようになった。

　本コンテンツでは、医療現場で求められるセキュリティ要件に適した、モバイルデバイス／アプリケーション／コンテンツ管理の方法を解説している。既存アプリケーションへのシームレスなアクセスや、モバイルデバイスからのシングルサインオンといったセキュリティ対策を両立する仕組みとはどのようなものか、さらに詳しく見ていこう。