事例
トレンドマイクロ株式会社
通信制限のある船舶内で、Windows搭載の特殊端末のセキュリティトラブルを50%削減させた対策とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2016/02/23 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
680KB
|
要約
USBメモリや私物端末持ち込みによるウイルス感染や、ユーザーによる業務外アプリのインストールによって起きる障害の増加に伴い、その対応負荷は増える一方だ。特に通信環境に制限があり、安定稼働を重視する工場の生産ラインや生産管理・在庫管理システムなどの開発・保守を担っているSIerにとっては大きな問題だ。通常、ウイルス感染を防ぐには、パターンファイルに基づいて感染を防止するウイルス対策ソフトを用いる。だが閉域環境では、日々のパターンファイル更新は難しく、ウイルス検索時にパフォーマンス劣化の懸念がある。パターンファイル更新の度に動作検証が必要で手間もかかる。
このような環境で力を発揮するのが、ロックダウン型のウイルス対策ソフト「Trend Micro Safe Lock(TM)」(以下TMSL)だ。特定の用途にのみシステム利用を許可することで、ウイルスの侵入や実行、未許可アプリの導入などを防止する。パフォーマンスへの影響が軽微で、パターンファイルの更新が不要なため、安定稼働重視の環境や、通信制限がある環境での利用に適している。本資料では、そのような環境下で運用している専用システムに、TMSLを導入し、トラブル発生件数を約50%削減した事例を紹介する。工場の生産設備関係で、同様の悩みを抱えるSIerにとって課題解決のヒントとなる事例だ。