コンテンツ情報
公開日 |
2016/02/04 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
53ページ |
ファイルサイズ |
3.36MB
|
要約
多様なデバイスやセンサーで得たデータ、Webアプリケーションを活用して直接ビジネスを行うようになった今、「APIの活用」があらためて注目を集めている。例えばAmazon.comは、新たな売買取引者が簡単に参入できるAPIを基盤として入念に構築されており、パブリックAPIやパートナーのAPIが同社のビジネス戦略を実現するための不可欠な要素になっている。
とはいえAPIは何も珍しいテクノロジーではない。金融機関は既に数十年間にわたり、明確に定義されたAPIを基盤として構築されている決済インフラや決済機関を利用しているだろう。しかし、最近注目を集めているAPIのビジネス活用方法は、組織内で閉じた非公開ネットワークではなく、オープンなエコシステムを明確に描いて設計されたものだ。さらに、APIの利用モデルは、作成しやすさよりもむしろ利用しやすさに主眼を置いて標準化されているのだ。
本書では「APIとは実のところ何なのか」「今までの『アプリケーションプログラミングインタフェース』とは何が違うのか」「なぜ注目すべきなのか」を分かりやすく解説する。APIという概念が意味する内容が大きく様変わりしている今、この変化が何をもたらすのかを本書でつかんでほしい。