メインフレームとオープン系システムのデータ連携は、金融機関をはじめとするミッションクリティカルなデータを扱う企業などで盛んに取り組まれている施策だ。競争力向上のためのサービス拡充には、オープン系で構築された情報システムに、重要データを安全かつ迅速に取り込む必要がある。
ここで課題となるのが、データの文字コード変換処理だ。文字コードの組み合わせは多様で、変換スピードが遅ければサービスの質にも大きな悪影響が及ぶ。また、文字コードは数百GBになることもあり、スムーズな転送能力も欠かせない。FTPベースの転送となれば、別途システム開発が必要になる。
本ホワイトペーパーは、この問題に対して、変換処理を30分以内に行い、リスクの少ないデータ伝送の仕組みを構築した、りそな銀行の事例を紹介している。手作業で改修すると膨大な手間がかかるNULLコード変換の問題も解決されており、同様の悩みを抱える他業種の企業にとっても非常に参考となる内容だ。