ファミリーマートがiPadとVDIを活用し、スーパーバイザーの業務効率化を実現

　コンビニエンスストアチェーンにおいて、重要な役割を担うスーパーバイザー。新規店舗開拓や店舗運営を支援するスーパーバイザーは、勤務時間の大半を外出先で過ごし、長時間の移動も多い。しかし、外出先から業務用Webアプリやデータへアクセスしたいと思っても、起動が遅いPCしか利用できず、またPC持ち出しによるセキュリティ懸念も問題となっていた。

　そこで、仮想基盤上でどこからでも安全にアプリケーションを利用できる環境を整え、各スーパーバイザーにiPadを配布し、業務効率の向上を図った。情報漏えい対策としては、デバイスにデータを持たせない仕組みを設け、安全に利用できるようにした。ところが、業務アプリケーションにブラウザの制約があることが発覚。その解決策として、VDI上でのアプリケーション配信という方法を選択した。

　本ホワイトペーパーは、セキュリティ強化を図りながらスーパーバイザーの業務効率化を実現し、ワークスタイル変革を実現した事例である。会社に立ち寄らず、直行直帰できる環境を整えることで、生産性やモチベーションの向上に成功した。その取り組みと効果について、詳しく見ていこう。