企業向けデータセンターの効率を高めることは、企業の根幹にかかわる問題だ。本レポートは調査会社Principled Technologiesによる、コンバージドインフラストラクチャ「Dell PowerEdge FX2」と従来のラックサーバを比較したテスト報告である。
テストでは、Dell PowerEdge FX2(FC830サーバ、FD332 ストレージブロックを搭載)と従来のラックサーバ「Dell PowerEdge R820」のパフォーマンスと容量効率を比較している。結果、Dell PowerEdge FX2は従来比4.5倍のVMをサポートしており、直接接続型ストレージキャッシングソフトウェア「SanDisk DAS Cache」を使用した場合、1分当たりの命令数で従来比43倍を実現した。格納容量の観点でも従来比5倍の計40台の2.5インチドライブベイを提供できる効率を示した。
パフォーマンスを高めながらVMをより少ない台数のサーバに統合し、今後データセンターの容量効率を高めたいと考えるIT担当者には、ぜひ製品検討の参考にしてほしい。