技術文書・技術解説
日本アイ・ビー・エム株式会社
DevOpsを機能させる「シフト・レフト」の概念とは? 4つのポイントで解説
ビジネスのスピード向上に対応するために開発と運用が連携して開発を進める「DevOps」。短期間での開発を成功させるためのインフラやツール、ルールや人の役割の変化とは何か、DevOpsの機能や導入のためのノウハウを解説する。
コンテンツ情報
公開日 |
2015/08/28 |
フォーマット |
URL |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
77ページ |
ファイルサイズ |
2.57MB
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要約
さまざまなビジネスの目的に対して、開発(Development)と運用(Operations)がより柔軟に、スピーディに対応するために協力する開発手法である「DevOps」。しかし、開発担当者と運用担当者の連携を密にする必要性は認識されているものの、まだまだバズワードの域を出ないのも事実だ。
本書は、利用目的と利用方法から、DevOpsを社内に浸透させるために必要な要素が解説されている。DevOpsの概念である「シフト・レフト」について図を用い、DevOpsが機能するための4つのポイントを整理している。また、ビジネスのスピード向上に対応するための自動化ツールやクラウド基盤、開発・運用ルールの見直し、開発、運用の枠を超えた人の役割の変化といった観点でDevOps推進を進めるIBMの導入事例も取り上げられている。具体的な効果についても定量で示されており、単なるツールの比較論にとどまらない実践的な内容となっている。
さらに、最終章では「DevOpsに関する10の誤解」がまとめられており、アジャイル開発やDevOpsを検討する経営者やIT担当者にとって分かりやすい参考書となっている。