技術文書・技術解説
サイオステクノロジー株式会社
基幹系システムの高可用性にも応える、Microsoft Azure上にSQL ServerのHAクラスタを構築する方法
コンテンツ情報
公開日 |
2015/06/30 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
89ページ |
ファイルサイズ |
4.14MB
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要約
企業システムのクラウド化が一般化するのに伴い、稼働系ノードから待機系へと移行するのに数分間の猶予も許されない、極めて高い可用性が求められるシステムの運用も視野に入りつつある。最新のパブリッククラウドサービスは、こうしたミッションクリティカルな基幹系システムの運用にも十分応えつつあるが、その要件を満たすには手だてが必要だ。
一般的に、システムの高可用性を実現するには、仮想マシン間で共有可能かつ信頼性を備えたSANなどの共有ストレージが必要だ。クラウド上では、オンプレミスで組み込む場合とは異なる手法が求められ、実効性の検証を含めコスト面の懸念も大きく、二の足を踏むユーザーが多い。
本ホワイトペーパーでは、Microsoft Azure上でSQL Serverが稼働する仮想マシンに対し、ディスク領域を仮想的に設定することで、共有ストレージを持たずにHAクラスタを構築し、高可用性を実現するソリューションを紹介する。また、詳細な設定や操作方法についても具体的に解説している。Microsoft Azureで基幹システムの運用を検討しているIT担当者には、ぜひ参考にしてもらいたい。