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株式会社富士通システムズ・イースト

事例

株式会社富士通システムズ・イースト

業種特化型クラウドという選択──丸松物産に見るクラウド移行成功の勘所

中華食材や業務用食材の製造・卸・販売を行う丸松物産では、システムに改修を重ね運用が属人化したシステムによる業務継続のリスクを抱えていた。業務のスムーズな移行とシステムの維持管理に対する課題を解決するために、同社が取った戦略とは?

コンテンツ情報
公開日 2015/05/22 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 1ページ ファイルサイズ 421KB
要約
 基幹システムをクラウド上に移行する、という発想は最近では珍しいものではなくなった。それだけ、ユーザー・SIパートナー・クラウド事業者などがクラウドサービスの活用に精通し、熟練度を増してきたということだろう。しかし、基幹システムといっても、業種や業態によってそれぞれの特性があり、業種別にそれぞれ独自性を持って構築されている。

 また多くの基幹システムは、長年の運用の中でシステム的な“増築”が繰り返され、スムーズな運用という点で問題を抱えていることが多い。そこでクラウド上への移行は、TCO削減だけでなく、細業種(さまざまな業種/業態の中堅・中小企業)に細かく対応したSaaSに業務を合わせることで、属人化した運用体制などを改善するという意味合いを持つ。

 本ホワイトペーパーは、細業種中心に提供されているSaaSを活用し、基幹系システムを短期間でクラウド上に移行した食品企業、丸松物産の事例である。データの一元化、帳票発行の低減だけでなく、BCP対策の高度化も実現している。属人的な運用を極力廃し、ビジネスのスピードとクオリティを高めた好例だ。