技術文書・技術解説
ネットアップ合同会社
オンデマンドでシステムリソースを提供する「クラウドセルフサービス」の導入ポイント
コンテンツ情報
公開日 |
2015/04/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
15ページ |
ファイルサイズ |
1.09MB
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要約
クラウドのセルフサービス化は運用における自動化技術をベースにしている。この技術はこれまで数週間かかっていたストレージのプロビジョニングプロセスやデータ保護プロセスを数分で完了できるようにするものだ。セルフサービス化はこうした自動化機能を技術の専門家ではないエンドユーザーでも、シンプルな操作画面から利用できるようにするソリューションである。
セルフサービス化で重要になるのは、物理リソースと仮想リソースの双方を含めたクラウドインフラ全体を監視、管理できるオーケストレーションフレームワークだ。自動化されたワークフローに対応するストレージやネットワークなどすべてのリソースを統合管理することで、可用性の高いセルフサービスが実現できる。
だが、この統合管理機能は、複数のベンダーが各リソースの中で事前に組み込んでいる独自の管理ソリューションと連携可能でなければならない。統合管理から外れている専用ツールの利用は管理の複雑さや効率性の低下を招くからだ。本ホワイトペーパーではこうした課題を踏まえ、セルフサービス化導入の留意点を示すとともに、適切な導入プロセスについても解説している。