コンテンツ情報
公開日 |
2015/03/18 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
23ページ |
ファイルサイズ |
1.34MB
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要約
ほんの数年前まで、クラウドに移行するのは情報系のシステムが主流だった。しかし、今では基幹系システムや災害対策用のシステムにクラウドを活用することは、さほど珍しいことではない。ただし、基幹系システムを稼働させる上で、高い可用性の確保が必要となるのは、クラウドでもオンプレミスでも変わらない。このクラウドの課題解決策の1つがソフトウェアによるHAクラスタ環境の構築だ。
本資料は、高可用性を実現するHAクラスタソフトウェア「LifeKeeper for Linux」を使用して、「IBM SoftLayer」上にHAクラスタ環境を構築する手法について解説するテクニカルガイドだ。実際に行った検証結果を基に、SoftLayerの設定から、LifeKeeperによるHAクラスタの構築手順をIPリソースの作成、各種リソース階層の作成など手順を追って紹介する。
仮想サーバ、物理サーバを選択可能なIaaS型のクラウドで、統合管理が容易に行えるなどのメリットを備えたSoftLayerと、優れた性能とGUIによる直観的な運用管理を実現したLifeKeeperの組み合わせで、容易にHAクラスタを構築でき、クラウド上のアプリケーションやサービスの高可用性を確保できる。クラウド活用を推進する企業は、参考にしてほしい。