コンテンツ情報
公開日 |
2015/03/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
969KB
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要約
自動車に利用される接着剤の日本国内シェア約80%を占めるロード・ジャパン・インクは、世界9カ国に16の生産拠点、90を超える販売拠点を擁する米LORD Corporationの日本法人だ。
同社は1991年からホストコンピュータを使った手組みの基幹システムを運用してきたが、年数を経てシステムの複雑化が進むとともに、変化する業務要件への対応が難しくなっていた。例えば正確な在庫量の把握は、日次、週次、月次のバッチ処理後でしか把握できない状況だった。また、生産管理と会計を別システムで個別運用していたため、入力業務の重複などが発生していた。こうした個別最適化されたシステム管理は日本だけでなく世界中の拠点で行われていたため、同社は「業務プロセスの標準化、自動化」「リアルタイムな可視化」「マスターデータ統合」「部門間の業務の円滑化」などを目的に、グローバルなシステム統合への取り組みを開始する。
本資料では、本社のERPと海外拠点のERPをシームレスに連携させる「二層構造ERP」を成功に導いた同社のプロジェクトの全貌を明かす。わずか4カ月の導入期間、売掛金の回収期間を95日間短縮するといった効果はなぜ得られたのか? 詳しく見ていこう。