デジタル社会の成熟した消費者に購入を促す「心に秘めた3つの扉」を開ける方法

　デジタル端末機器の中で、スマートフォン、タブレット、ノートPC、高精細テレビは「ビッグ・フォー」と呼ばれ、市場をけん引してきた。しかし、アクセンチュアが2014年の秋に世界24カ国2万4000人の消費者を対象に行った購入計画調査では、いずれの製品も4～8％減少しており、デジタル端末機器に対する購買意欲が減少傾向にあることが判明した。

　今後、この市場を活性化していくのは「モノのインターネット（IoT）」という新しいテクノロジーだ。端末機器やデジタル家電などがインターネットで通信し、消費者に新しい生活シーンを提供するようになる。日本の家電業界、そして通信／メディア／ハイテク企業にとって、この変化は大きなチャンスといえる。しかし、それだけに有力企業の市場参入も多く、競争は激しさを増していく。

　本資料はアクセンチュアが広範囲な消費者調査を基に、今後デジタル業界が取り組むべき課題について考察したリポートだ。消費者の信頼を獲得し、本格的な普及を目指すための3つの対策について、調査とその分析結果を交えながら解説する。ブランドを確立し、消費者の信頼を得るためのアドバイスとして役立ててほしい。