コンテンツ情報
公開日 |
2015/02/13 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
2.71MB
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要約
世界有数の建設機械メーカー、日立建機。同社では、400台の3D CADワークステーションを共有スペースに配置、共有利用していたが、設計者増とスペース減からこの運用が難しくなってきた。また、半数のワークステーションにWindows XPを搭載しており、サポート終了対策も必要だった。少ない台数のワークステーションを遠隔的に共有する手段を模索していた同社は、仮想デスクトップに目を付けた。だが、従来の仮想化製品では、画質が落ち、重いデータを扱うと動作しなくなる。サーバに搭載したグラフィックスカードの処理能力を仮想デスクトップで活用するという方法もあるが、1仮想デスクトップに対し、サーバに搭載した物理GPUを1つ割り当てなければならず、コストの観点からも現実的ではなかった。
その課題を解決したのが、「Citrix XenDesktop」と「NVIDIA GRID」によるGPU仮想化(vGPU機能)と「Cisco Unified Computing System」(Cisco UCS)の組み合わせだ。本資料では、約100台の3D CADワークステーションのデスクトップ仮想化(VDI)に成功した同社の取り組みと製品を詳しく解説する。設計室のスペース節約や作業効率化に加え、中国の開発拠点へのVDI導入で、技術情報管理も強化したというと導入効果についても紹介していく。