コンテンツ情報
公開日 |
2014/12/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
1.22MB
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要約
数十年にわたり、ストレージメディアの主役であり続けたHDDに代わり、フラッシュメモリを採用したストレージが注目を集めている。フラッシュは機械的な駆動部品がなく、HDDの持つ「シークタイム」や「サーチタイム」がないため、レイテンシが短く、高いパフォーマンスを実現できる。だが、現時点では、容量単価がHDDに比べて高くコストを心配する声も多い。
本リポートは、米リサーチ会社Enterprise Strategy Groupが実施した調査結果を基に、フラッシュの経済性が米国でどのように評価されているのかを検証する。調査によると、多くの企業がコスト削減を最重要視する一方で、既に33%の企業がフラッシュストレージを採用しており、「12カ月以内に導入予定」という企業も含めれば、50%の企業がフラッシュストレージ導入に意欲的だ。その上で、フラッシュストレージの投資効果や活用用途についての設問結果から、フラッシュの経済性について考察していく。自社のストレージを今フラッシュに移行すべきか、まだ時期尚早なのか悩んでいるIT担当者は、ぜひ参考にしてほしい。