高崎健康福祉大学は、医療・福祉・教育分野に特化した実学志向の教育方針を掲げて医療機関や福祉施設、教育機関を中心に数多くのスペシャリストを輩出している。同大学は、2001年の開学以来、IT環境の段階的な整備、増強を図り、学生向けに500台のシンクライアント端末導入や、大学運営の事務系システム効率化を行ってきた。だが、2010年ごろからデータ量にインフラ整備が追い付かず、部門ごとに構築されたシステムも運用負荷と保守コストを増大させていたことから、部門システムを統合して集中運用管理することを視野にいれた大容量ストレージシステムの検討を開始する。
だが、「大容量ストレージとサーバ仮想化でシステム統合」という要件で示された提案は、どれもオーバースペックなものだった。そこで、個別のシステムを段階的に統合するという点にポイントを絞り「ストレージ基盤のスモールスタート」に発想転換。クラスタストレージを中心に据えた仮想化統合基盤の構築を開始する。本資料では、同学の取り組みと、導入後のIT効果およびビジネス効果を、関係者のインタビューを交えて紹介する。また、採用したストレージ、Intel(R)Xeon(R)E5-2620搭載、HP StoreVirtualについても詳しく解説していく。
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