コンテンツ情報
公開日 |
2014/07/31 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
674KB
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要約
1985年の開局以来、近畿2府4県を中心とする視聴者に親しまれてきた関西テレビ放送。同社が近年、経営課題として重視するのが事業継続性の維持だ。2011年3月の東日本大震災でマスメディアの在り方があらためて問われ、放送に支障を来すレベルの災害発生時にも迅速で正確な情報提供を続けることが、報道機関の使命だと再認識。そのため、放送を支えるITシステム側でのBCM(事業継続管理)強化が急務となっていた。同社は、経理システムの刷新を機に、サーバおよびバックアップシステムの統合とDRシステムの構築という大規模なプロジェクトを開始する。
同社は、5台のシステムで個別に行っていたテープバックアップを1台のStoreOnce D2Dバックアップシステムに統合。併せて大阪-東京間の非同期レプリケーションを行うDRシステムを構築した。製品選択の鍵は帯域増強を行うことなく遠隔レプリケーションが可能で、動的重複排除や帯域制御などの機能を備えていたことだ。本資料では、データ容量を約11分の1に抑えるなど運用管理コストを削減した導入効果と、テレビ放送局としての経理処理のBCM強化といったビジネス効果の両面から詳しく解説。24時間365日の放送事業を支えるバックアップ/DRシステム構築プロジェクトの全容に迫る。