コンテンツ情報
公開日 |
2014/07/14 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
29ページ |
ファイルサイズ |
1.69MB
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要約
最もコストの高い情報漏えいは、世界各国共通で「悪意のある攻撃または犯罪者による攻撃によるもの」で、この漏えいによる1件当たりのコストは米国が最高額で246ドルに上る――本資料は、IBMとPonemon Instituteによる情報漏えいのコストに関する調査結果をまとめたリポートだ。調査は、米国、英国、ドイツ、オーストラリア、フランス、ブラジル、日本、イタリア、インド、アラブ首長国連邦およびサウジアラビアの企業312社に対し行ったインタビューを基に、企業に与える経済的影響を分析したものだ。
国ごとの情報漏えいコストの概要から、根本原因、コストに影響する要因などを分析するほか、顧客の流出や解約の傾向、情報漏えいが発生する確率についても解説する。情報漏えいの1件当たりの平均コストは、国によって大きく異なるが、その差の多くは、企業が直面する攻撃や脅威のタイプ、データ保護に関する各国の法規制に起因しているという。
また、セキュリティ予算や、実行しているセキュリティ対策などの結果から、脅威に対する戦略的アプローチ強化の重要性を説いている。グローバルな事業展開を行っている企業や目指す企業はもちろん、セキュリティ予算策定の参考資料としても活用できるリポートだ。