コンテンツ情報
公開日 |
2014/07/10 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
15ページ |
ファイルサイズ |
1.66MB
|
要約
企業の危機管理およびリスク対策というと自然災害などを想定した大掛かりなものと考えていないだろうか。むしろ、サイバー攻撃によるデータ漏えいや人的ミスによるシステム障害、データ損失など身近な要因で発生するIT障害に起因するリスクが、多大なコスト発生につながりかねない。
本資料は、37カ国の事業継続に関わる専門家およびITセキュリティ担当者に行った調査を基に、障害発生により事業継続できない場合に生じる損害やコストを測定したリポートだ。これによると、企業評価に対する最大の脅威は、ITシステム障害と人的エラーによる問題で、サイバーセキュリティ障害が続き、自然災害や人為的災害で企業評価やブランドが低下する可能性は、はるかに低くなっている。
また、効果的な対策を実現する上で障壁となるのは、資金不足、破壊的技術の出現、知識が豊富なスタッフの不足、ビジネスプロセスの複雑さにあり、全社規模で事業継続やITセキュリティを管理する戦略が備わっていないと見ている。IT管理への投資を実現し、事業継続とITセキュリティを確保するためには、より強力なビジネスケースの作成、計画が重要になる。この資料を参考に、ITリスク対策を再度見直すきっかけとしてほしい。