前身の宝酒造バイオ事業部門時代から培ってきた技術を基に、遺伝子工学研究や医食品バイオ事業を手掛けるタカラバイオ。中核事業となる遺伝子工学事業では、研究用試薬や理化学機器の提供に加え、遺伝子・ゲノム解析の研究受託サービスも実施するなど多彩な研究活動を展開している。
近年、解析業務に用いるシーケンサーが高性能化し、以前は1年以上もかかっていた処理が数時間でできるようになった。それに伴い、出力されるデータ量も100倍以上になり、データを蓄積するストレージの性能、容量不足が課題として浮上した。同社では課題解決のため、新たなストレージ基盤の構築に着手、検討の末、スケールアウトNASを選択する。
本資料では、同社が、大量のストレージリソースを1つのボリュームとして扱いシンプルな管理が行える点、増設の容易な点、高い信頼性と可用性からストレージNAS選択に至った経緯と導入後の成果を紹介。1カ月近くかかった解析作業を数週間で終えられるようになるなど、大幅な業務スピードの向上に貢献したストレージの実力を読み解いていく。
※このホワイトペーパーは株式会社ブロードバンドタワーが制作したコンテンツです。