事例
シスコシステムズ合同会社
小中学校のPCを仮想デスクトップへ――福岡県宮若市の低コスト導入を可能にしたシステム基盤とは?
コンテンツ情報
公開日 |
2014/02/27 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.93MB
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要約
福岡県宮若市は2006年に福岡県鞍手郡の宮田町と若宮町が合併して誕生。市内の小中学校13校では、1990年代半ばからPCを導入するなどITを情操教育に取り入れていた。だが、PCの管理は学校任せのため学校側の管理負荷が大きく、管理の徹底も困難だった。また導入後10年を経過した古いPCの故障への対応も増加。セキュリティの懸念も増大していた。
上記の課題解決に同市では、仮想デスクトップによるシンクライアント化導入を決定。入札の結果、低コストが決め手となり、Cisco Unified Computing System(UCS)を活用したシステムを採用した。製品そのものは安価ではないCisco UCSだが、仮想マシンの集約率が高く、サーバ配線がシンプルで運用管理性も高いため、トータルコストを抑えることができたという。導入後は、端末とCisco UCSの故障が少ないことから故障への対応が軽減。デスクトップの管理を集中化した結果、運用負担も軽くなり、セキュリティも強化された。
本資料では、同市の仮想化ソリューション検討・導入から課題解決までを関係者のインタビューを交えて解説。今後は、システム未導入の学校にも順次拡大、市庁舎内のPCの仮想化も検討しているという同市の取り組みを紹介する。