技術文書・技術解説
株式会社ラクス
紙やExcelはもう古い、急速に進む経費精算業務のIT化
コンテンツ情報
公開日 |
2013/10/28 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.06MB
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要約
経費精算業務のIT化が急速に進んでいる。IT化によりこれまで紙やExcelで行っていた申請・精算業務をWeb上で行える他、SuicaやPASMOなどのICカードの履歴を取り込んで申請を行ったり、自動仕訳・会計ソフトと連携するなど業務を全社的に効率化できるからだ。また、ペーパーレス化によるコスト削減、手作業で発生する人的ミスも防ぐことが可能だ。
とはいえ、企業規模によってIT化にはばらつきがみられる。従業員数1000人以上の大企業では75%が経費精算業務をIT化しているが、会社規模が小さくなるにつれてその割合が低下している。従業員数100人以下の企業ではいまだに9割近くが紙やExcelで業務を行っていることがラスクの調査で明らかになった。
だが、同調査ではここ1年で中小企業にも経費精算業務のIT化が急速に進んでおり、今後も増加傾向にあることが見込まれることも分かった。その理由は、全ての企業に必ず発生する経費精算業務をIT化することで、確実にメリットを得られるためだ。本項では、この1年における経費精算業務のIT化の急速な進化と今後の展開についてデータを交えて紹介する。