コンテンツ情報
公開日 |
2013/10/22 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
2MB
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要約
医療関係者自らが市販の汎用ソフトウェアを活用してアプリケーションを構築する「ユーザーメードシステム」が広がりを見せている。そのパイオニアとして、利用者の要望にきめ細かく対応したアプリケーションを作り続けているのが、社会医療法人 孝仁会だ。
システムを支えるネットワーク基盤には、高いパフォーマンスと安定性が求められる。なぜなら、速度が不十分だったり、通信が不安定ということになれば、発生した問題の原因切り分けや対応に追われてしまうからだ。特に無線LANを使用する場合には、アプリケーションのポテンシャルを引き出せるか否かが、ネットワーク環境の在り方によって大きく左右される。
釧路孝仁会記念病院では、6階建ての建物の2~3階に無線LANを敷設し、ノートPCと無線通信を行うことで、電子カルテやオーダリングシステムに病室からアクセスできるようにしていた。しかし、回診中に通信が切れてしまうことが多いだけでなく、アクセスポイントがIEEE802.11b/g対応のものだったため、通信速度が不十分という問題も抱えていた。このような課題に対応するため、孝仁会では無線LAN環境の再構築を決断。選ばれたソリューションとは何だったのか?