コンテンツ情報
公開日 |
2013/10/21 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
379KB
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要約
企業や組織は、これまでにアンチウイルスやファイアウォールなど、さまざまなセキュリティ対策を導入してきた。その多くは、内部ネットワークに侵入を試みる外部からの脅威を防ぐことに重点が置かれてきた。万一脅威が侵入したケースについては、十分な対策がなされておらず、情報漏えいやWebサイトの改ざんによる閲覧者のマルウェア感染といった被害が多発している。
そうした現実は、日本IBMが年に2回公開している「Tokyo SOC 情報分析レポート」からもうかがえる。IBMは世界10カ所で365日24時間体制の「セキュリティオペレーションセンター(SOC)」を運用しており、日本IBMでは東京SOCで実際に確認されたセキュリティインシデントに関する分析結果を半年ごとに取りまとめ、レポートとして公開している。
本稿では、同レポートで公開された現在の企業をとりまく脅威の現実をまとめるとともに、日本アイ・ビー・エムのセキュリティエキスパートにITmediaエグゼクティブ編集部がインタビューを実施。企業が今取るべきセキュリティ対策について聞いた。