コンテンツ情報
公開日 |
2013/09/26 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
12ページ |
ファイルサイズ |
1.92MB
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要約
生命情報科学(バイオインフォマティクス)アプリケーション「Contrail」は、大規模なゲノムアセンブリー関連の主要な課題を解決するために開発されたオープンソースソフトウェア(OSS)だ。Hadoop MapReduceフレームワークの採用によりテラバイト単位のメモリを搭載したコンピューティング環境を準備することなく、Linux OSが稼働するクラスタシステム上で大規模なゲノムのde novoアセンブリーを可能にしている。
ライフサイエンス研究では、その「分析スピード」が極めて重要な要素となるのは言うまでもない。このホワイトペーパーでは、SOAグリッドミドルウェア「IBM Platform Symphony」を使用した場合としない場合におけるContrailのパフォーマンスを、ベンチマークテスト結果で比較した資料だ。IBM Platform Symphonyは、オープンソースのHadoop MapReduceディストリビューション付属のスケジューラを独自のスケジューラに切り替えることにより、MapReduceアプリケーションを変更することなく、その実行をより高速化することができる。また、ライフサイエンス研究組織へメリットをもたらすPlatform Symphonyのさまざまな機能も併せて紹介する。