技術文書・技術解説
日本アイ・ビー・エム株式会社
インダストリークラウドの潮流。フジテレビ系列の先進事例からみる次世代ネットワーク構築の5つの要件
コンテンツ情報
公開日 |
2013/08/19 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
211KB
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要約
業界ごとに複数の企業がアプリケーションサービスを共有・共同利用するための「インダストリークラウド」。そのシステム基盤は一般的なクラウドにはない特殊な要件が求められ、特にネットワーク周りは、一筋縄では行かない。一般的な手法でこうしたネットワーク要件を満たす構成にすると複雑になりがちで、導入や運用に多大なコストが掛かってしまう。
しかし日本アイ・ビー・エムとジュニパーネットワークスは、インダストリークラウドをシンプルかつ安価に設計する方法を実現した。それが、株式会社フィンズ(以下、FINS)が運営する「FNS情報システムセンター」だ。
FNS情報システムセンターは、フジテレビ系列28社の放送局で共同利用される、放送業界向けの業界クラウドサービスだ。放送業界は、重要な社会インフラの一端を担う業種だけに、その業務を支える基幹システムにも高い可用性と信頼性が求められる。しかし同時に、厳しい地方経済の環境で高品質な放送を継続していくためには、ITコストの削減やシステム運用業務の効率アップもあわせて求められる。
FINSの先進事例から次世代ネットワークのあり方を説明する。