コンテンツ情報
公開日 |
2013/07/30 |
フォーマット |
URL |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
294KB
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要約
世界最大規模の鉄鉱石採掘/海上輸送企業であるオーストラリアのFortescue Metals Group。2008年の鉄鉱石採掘量は2700万トンで、3年後には中国の顧客向けに採掘した4000万トンの鉄鉱石を、鉄道および船舶を経由して運搬した実績を持つ。しかし、同社の計画はこれが終点ではなく、2014年までに1億5000万トンの鉄鉱石を採掘および運搬する計画だ。
しかし、同社にCIOとして参画した当時、Vito Forte氏はビジネス計画を実現するために、克服すべき大きな課題に直面していたという。
「テクノロジーは重要な実現要因であり、当社の成功にはスタッフによるこの実現要因の強化が欠かせません。しかし、当時のIT部門は意欲が低く、ビジネスとの連携性に欠け、非常に消極的でした。ビジネスに提供できる価値は限定的で、阻害要因と捉えられており、IT部門の対応性の低さを皮肉って『No』部門と呼ぶ者もいたほどです」(Vito Forte氏)
この課題を解決するために、Vito Forte氏はIaaS導入プロジェクトを開始する。求めたITインフラの要件定義と選定方法、そして導入効果を同氏に聞く。