昨今、ビジネススピードの加速、コスト削減、販売地域の拡大を求め、多くの企業がグローバル化を強力に推進している。中でも製造業においては、設計業務についても海外へ急速にシフトしつつあり、設計・製造データなど大容量のデータのやり取りも頻繁に行われるようになっている。
そうした製造業のグローバル化においてネックとなるのが、大容量データの授受の問題だ。たとえば3D CADを用いた設計データや技術ドキュメントなどの情報は、容量がMB、GBサイズに膨らみがちだ。インターネットを用いてそれらの大容量データの送受信を行った場合、セッションが切断して何度も失敗したり、長時間の遅延が発生したりするなどの問題が発生する。
本ホワイトペーパーでは、こうした課題を抱えている企業に向けて、日本と中国・大連間での大容量ファイル転送時間を、50分から2分に短縮した事例なども交えながら、その画期的な方法を紹介していく。